【飯盛山】~白虎隊の史跡、摩訶不思議なお堂~ in 福島県会津若松市

 ツバサです!福島県は会津若松市にあります飯盛山の紹介です。
 
 ここには白虎隊十九士の墓をはじめ、石碑、現存が全国でも数少ないさざえ堂などが見られます。
 
▼飯盛山の入り口に軒を連ねる様々なお店
 
 ここで軽く当時の歴史背景を説明します。
 
 江戸幕府から明治天皇へ政権が移り変わり、戊辰戦争が勃発しました。会津藩は旧幕府の中心勢力として新政府軍と争うことになります。白虎隊は十代の青年達で構成された、会津藩の部隊でした。その中でも鶴ヶ城から離れて戦っていた部隊が、飯盛山に落ち延びてきました。敵に攻め込まれた鶴ヶ城とその周辺の景色を目の当たりにして、敵に捕まり生き恥をさらすくらいなら、と武士として最後は自刃しました。
 
 彼ら外自刃したのがこのこの地で、今ではお墓が建てられその魂が鎮められています。記憶に新しい大河ドラマ「八重の桜」はまさに、その時代を描いています。彼らの魂が安らかに眠ることを祈ります。
 
 
 こちらは飯盛山の案内図です。山だけあって、順路にもよりますが多少険しい道のりが、、、。ですがこんなものもありましたよ!
 
 スロープコンベアです。二段階に分かれており、山の上まで楽々いけます。エスカレーターとは違い平らな分、安全です。正直言うと乗りたかった(笑)。
 
 
 階段を上らないルートでは、厳島神社の参道を通っていきます。自分たちはこちらのルートから向かいました。神社を抜けると、メインの1つさざえ堂にたどり着きました。
 
 
  こちらのさざえ堂、正式名称は円通三匝堂(えんつうさんそうどう)と言い、国の重要文化財に指定されています。
 
 さて、このさざえ堂なにがすごいのか、、、見た感じでは普通に美しいお堂に見えます。見ると斜めな構造が見られます。
実は中では二重螺旋(らせん)構造をしており、登りと下りの通路が全く別な一方通行になっているんです!実際に登るとますます不思議に。すごいです。めちゃくちゃ興奮しました(笑)。
 その後、白虎隊のお墓や自刃の地を回り、線香をあげ冥福を祈りました。
 
 コンベアの近くには白虎隊記念館がありました。ここでは、白虎隊と戊辰戦争の資料が展示されています。他にも周辺には史学館や、国指定重要文化財もあります。より歴史が感じられますね。
 
 自分は理系ですが、こうして歴史を学ぶことに感慨深さを感じました。一日本人として、歴史に対する関心が高まりました。
 
 ぜひ訪れてその歴史に触れてみて下さい!それではまた☺
 
 

アクセス

 
ホームページはコチラ
 
〒965-0003
福島県会津若松市一箕町大字八幡弁天下11404-4 
 
スロープコンベア料金
一般料金大人(中学生以上) 250円
小人(小学生) 150円
団体料金  大人30名様以上 210円 / 200名様以上 170円
修学旅行特別料金  中・高校生 150円 / 小学生 100円
 
さざえ堂拝観料
大人400円、 大・高生300円、 中・小生200円
 
白虎隊記念館入館料
大人400円、 高校生300円、 小中学生200円